切迫流産期間の過ごし方

妊娠・子育て

今年の4月は切迫流産で自宅で寝たきり生活を送っておりました。人によっては入院で点滴を打ちながら寝たきり生活、という方もいらっしゃるらしく、切迫入院用の病室でつわりで脱水症状起こした時に点滴されながら「切迫で入院の方へ」みたいなパンフレットが置いてあったので見てみると、

入院費はおよそ1泊1万円です

って書いてありました。長い方は3カ月くらい入院すると聞いたので、

1万円×30日×3か月ってこと・・・?

とちょっと青ざめました。高額医療費とか保険とかあるので実際はそこまで払わないのですが、子どもに会えないとか仕事どうしようとかの前にお金の事考えちゃいますよね。

お世話になっている方から入った保険があったので気軽にLINEで聞いてみると、なかなかすごい金額が出るようで、入院した方が経済的にはプラスなことが分かり、入院に少し前のめりになりました。

しかし私は自宅療養の切迫流産でしたので、何をしていたのか思い出してみます。

寝たきり初日、前日の出血にビビり、お医者さんの

「赤ちゃんは元気そうだよー良かったねー」

が嬉しすぎて他のお話をあまり聞いていなかったので病院に電話して何がして良くて、何がダメか聞く。

「切迫流産で安静なんだから、自分のご飯とシャワーとトイレ以外は全部寝たきりだよ。体起こさないでできることならしていいよ」

に衝撃を受ける(子どものご飯用意したりくらいはしようと思っていた)

「え!?じゃあ上の子のおむつ替えとかは!?」

「寝ながらできるならいいですよ」

って、できるかーい!

ここまで安静にしていたことが人生でほぼ無いので驚きました。

「自分の食事もご家族がいたらお布団のところまで持ってきてもらってくださいね」

まさに上げ膳据え膳!!

初日は

子持ちの自営業がこんなにゴロゴロしていていいのか~

寝たきりを堪能していましたが、2日目以降、早くも情緒不安定になり始めます。旦那さんが忙しいのに仕事から急いで帰ってきて上の子のお迎え行ってお風呂入れてご飯食べさせて洗濯して洗い物してるのに私は何をやっているのだろう・・・

という無力感にさいなまれます。そして「何かせねば・・・!」と思い、自宅のノートパソコンと職場のパソコンをリモートで繋いでもらい、仕事を試みるも、あおむけでノートパソコン使うと文字がかなり打ちにくく重さにすぐにノックダウンされ、パソコンを隣に置いて横向いて文字を打っていると首が痛くなります。タイピングも時間がかかるので結局もどかしくて起き上がってやってしまうのでパソコンは控えることに。

寝たきり週間中に1度オンラインミーティングもありましたが、もちろんすっぴんメガネで変なねまき着てるので自分が映らないようカメラの向きの調節に必死でした。

後は旦那さんが「コウノドリ」を今発売しているところまで全巻揃えてくれたのでそれを読んでいました。色々な妊婦さんやママさんを自分に重ねてしまい、泣きまくりでした。後はケータイでひたすらユーチューブ観ていました。大食いアイドルのもえのあずきさんがただひたすら食べてる動画です。可愛い女の子が美味しそうにめちゃくちゃ食べる姿は大変興奮します。毎週金曜日の大食い番組も欠かさず録画しています。

寝たきり生活もこなれてきた頃(一週間経ったくらい)から急に腰や背中が痛くなりました。恐らく床ずれ的なやつですね。それからは意識的に横向きにしたり、布団を折りたたんで挟んで、斜めに傾いて寝たりしていました。

「切迫で安静中の過ごし方の注意」が書かれた記事もネットで見つけて読んでいましたが、

「昼間に睡眠をとると元の生活に戻れなくなるので寝ない」

というのがありましたが、私はほとんどの日寝ちゃっていました。食後に横になってたらそりゃ寝ちゃいますよね・・・そして仕事の電話で起こされる←これが無いと夜まで寝ちゃうのでありがたい。そんな感じで怠惰な2週間を過ごしましたが、今思うとそんな時こそ勉強したり、ケータイでできるので懸賞応募しまくったりしていれば良かったですよね。私はなんて無駄な時間を・・・

そうして2週間が過ぎ、病院で

「もう安定しているし、外出してもいいですよ」

と言われ、その後は順調に今に至ります!

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