→家庭教師①の続きです
前回は勤務初日を迎える前に終わってしまったので、今回が勤務初日です!人見知りしない性格の私もさすがに人様のおうちにお邪魔して勉強教えるのは緊張しました。
子どもたちのお母様はとても良い方で明るく迎えて下さり、いつもお菓子を用意していてくださったり(恐縮します・・・)。
私は文系で理数系科目がちょっと苦手です。ちょっとというか算数はかなりできない方で、前の職場で分数の計算ができなくて、先輩に
「え?分数の計算って電卓に打つときどうやって打ったら答え出るようになってるんですか?」
って聞いたら先輩が立ち上がって
「誰か算数のドリル買ってきてー!」
って叫んでいましたね。なので家庭教師の派遣会社に面接に行った時も国語・社会はできますが、算数(数学)・理科・英語は中学1年生くらいまででお願いしたいです。という話をしていたので、それに合ったご家庭に派遣して頂いていました。
子どもたちも素直で良い子で、中学1年生の女の子はバリバリの体育会系で運動部に所属し、
「好きな科目は体育、嫌いなのは他全部」
っていう子でした。小学生の男の子は人懐っこく、その日学校であった出来事を話してくれたりしました。お喋りも楽しいのですが、私の使命は成績を上げることや学校の宿題の疑問を解決することだったので、テスト前は家や移動時間に作戦を練ったりしていました。
テストといえば私は一夜漬けタイプで、一気にそこそこの量を覚えられるのですが2,3日で忘れてしまうので、学校の試験の成績はすこぶる良くて(範囲が狭いので)、北辰テストやセンター試験の成績は
「あれ?幼稚園くらいの子が間違えて受けたのかな?」
みたいな成績でした(範囲が広いので一夜漬けができない)。そうならないような覚え方を考案してみたり、お給料を頂いているからというのもありますが、自分の成績より真剣になりますね。
女の子は授業の後部活で思い切り体を動かして帰ってきて、急いで夕飯を食べてくれた直後に私が家庭教師でお邪魔しているので、本当に眠くて辛そうでした。教えている最中にもこっくりこっくりして机に頭打ち付けたりしていて、
うわー眠そう・・・もう終わりにしてあげたい・・・
と思いつつ、時間まではやらねばなので、
「先生と一緒にスクワットしよう!1回スクワットするごとに英単語クイズ出すから答えてね!」
っていうのをよくやっていました。体動かしてればとりあえず寝ないので・・・私がスクワットをする必要性は全くないのですが、生徒さんだけやらせていると、勉強中お母様がお菓子を持ってきてくださったりした時に
「え・・・?体罰・・・?」
って思われたらどうしようと思ったからで。2人でスクワットしてるのも不思議そうに見られていましたが結果オーライです。
小学生の男の子は男の子で、やはり遅い時間なので眠たくなっちゃうんですよね。
「トイレ行ってきまーす」
と勉強中に席を立って10分以上戻ってこなかったので探しに行くと、ベッドに入って
スヤア
してらっしゃいました。可哀想ですが起こします。勉強ってなんでこんなに眠いのでしょう。私が眠くなるような教え方しているからでしょうね。私も中高生の時は数学や理科の授業が眠くて眠くて、そんな時はノートの隅っこにちっっちゃーーーーくポエム書いていました。万が一周りの人に見られてもほぼ読めないので恥ずかしくない!
家庭教師③に続きます→
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