先日2人目が産まれまして、やはり1人目と2人目は全然進行具合も違いましたのでレポートさせて頂きます。私は上尾のナラヤマレディースクリニックという産婦人科で1人目も2人目も出産させて頂いておりまして、自宅から勤務先の通り道にあって便利だったのでこの病院に決めたのですが、無痛分娩に対応いただけることでも有名な病院だったので、無痛分娩についても今度レポートさせて頂きます。
1人目 2018年9月23日午後1時20分 出産
予定日は9月17日でした。8月末の検診の時に
「頭の大きさから推定体重出すと、もう3000g超えてるよ・・・この先難産になるばっかりだからもう産んじゃって!たくさん動いて!」
と言われ、毎日5キロ~8キロほど、暑かったので汗流しながらハアハア言って歩いていました。本当に暑い日は買い物がてらショッピングモールに行って歩いたり階段の上り下りしたり、スクワットしたり家の雑巾がけしたりお風呂掃除したり小走りしてみたり・・・
スマホの健康アプリを見て、
「今日は40階分も階段の上れたー!明日は50階分上って足腰鍛えるぞー!」
とか変な達成感を味わったり(本来の目的・・・)
でも出ないときは本当に出ないんですよ。そこまでやっても検診では
「赤ちゃん全然下りてきてないしお腹も張ってないし子宮口も開いてないよ」
と言われ。助産師さんは
「きっとお母さんのお腹の中がとっても居心地いいのね!」
って励ましてくださっていましたが、
ここまでして出てこないなんて、なんて強情なの!?
と思っていました。立ち合い出産を希望していたので、9月は決算期で旦那さんのお仕事も月末に近づけば近づくほど忙しくなるので焦っていました。幾度目かの臨月の検診で、
「そろそろいけるかなぁ・・・9月25日の連休明け8時に入院セット持ってきてもらって、お腹ちゃんと張って赤ちゃん下りてきてたらその日に無痛で産みましょう」
と言われました。やったー遂にこの時が来たー
ナラヤマレディースクリニックでは、夜間の出産では無痛分娩はできない(人がいないときにやると危ないのでリスク回避のため)ので、連休明けの日中を狙おうという計画になりました。
連休中にも少しでもお腹を張らせるため、旦那さんに付き合ってもらって、22日の土曜日には近所をブラブラ。産まれたらしばらく外出もできなくなっちゃうから明日はカラオケでも行こうかー
なんて話しながら眠りに着こうとしていた午前0時。
バシャー
と素人でも100パーセントの確信を持って断言できる「破水」でした。
なんじゃこりゃー!
と心の中で叫びながら急いで濡れたズボンを着替え、産院の母親学級で習った通り綺麗な大きめナプキンを当てて、
「大変だ!破水した!起きて起きて!」
と旦那さんを叩き起こし病院に電話をして、旦那さんの運転する車で急行。病院に着いてすぐに診察台に上がり、
「あー、完全に破水してるね、お産の始まりだ」
というお言葉を頂き、覚悟を決めました。カルテを見ていた助産師さんに
「無痛分娩希望だったのか~。残念だったね、でもまあ死ぬわけじゃないから頑張ろう!」
と声をかけてもらって絶望しながら陣痛室で陣痛が強くなるのを待ちました。土曜日は実は朝から微弱陣痛みたいなものがずーっと20分間隔くらいであり、カラダノートの「陣痛きたかも」というアプリで間隔を計っていたのですが、
あんなもの陣痛じゃなかったのかもと思うくらい痛くなってきたところで分娩室に移動。病院に到着したのが深夜1時前くらいで、分娩室に移動したのが3時頃でした。その時にはもう歩くのも足がガクガクで、トイレに行きたかったのですが、個室内で1度崩れ落ちるほどでした(その後はもう尿管で出してたのでこの時が出産前最後の自力トイレ)
助産師さんが少しでも気が紛らわせられたらとお気を遣ってアロマ?の香りがする何か紙のようなものをベッドサイドに貼ってくださったのですが、気遣いむなしく香りを楽しむ余裕は一切なく、汗だくでベッドの柵を握りしめ、足をバタバタ分娩台に打ち付けて耐えていました。人んちの分娩台蹴りまくるなんて正気の時は絶対やらないですが、出産時はもうその時をやり過ごすことで精一杯ですね。旦那さんはずっと飲み物を飲ませてくれたり、腰を押し続けてくれたり、腰も男の人の力で押してもらっても全然足りなくて、フォルティッシモかってくらい
「もっと強くー!!!」
を連発していました。腕の感覚マヒしたって言ってました。眠かったりお腹すいたりしていたでしょうにトイレも高速で済ませてすぐに戻ってきてサポートしてくれていて誠に感謝です。旦那さんいなかったら乗り切れなかったかもしれないです。そのまま6時間くらい?分娩室で耐え続け、23日の朝9時頃先生到着。
「今からでも良ければ無痛できるけど、もう痛みが頂点に達しちゃっているだろうから、効かないかもしれないけどどうするー?やってみる?」
と聞かれ、限界だったのでお願いしました。ちょっともう意識飛びそうでした。すごい汗だくで、これこんなに汗かいてるのに今日はシャワー浴びれないんだよなーと変なとこ気にする余裕はあったり。そこからはそれ以上痛くなることはなく、完全に痛みは取れませんでしたがだいぶ和らいだ気が致しました。それが10時くらいですね。その頃助産師さんに
「お昼頃には産まれそうだね!」
と声をかけて頂き、あと2時間・・・あと2時間!!と暗号のように唱え続け、いざ産むぞ!となり、分娩台で足を広げて産む体勢に入ってからたぶん1時間くらいかかりました・・・いきめどいきめど出てこない・・・
「あ~いいねーもう切ったらすぐ頭出てきそうだねー」
の声に、
「じゃあ切って!今すぐ切ってください!」
と声にならない獣のうめき声のような声を上げながら、出産致しました。
妊娠期間40週5日
分娩方法:経膣分娩
分娩所要時間:13時間27分(分娩所要時間ってどこからどこまでをいうのかなと思いましたが、恐らく病院で破水が確認されて陣痛室に入ったところあたりからカウントされていますね)
出血量:多量(620ml)
赤ちゃんの性別:女
体重:3474g 身長:50.0㎝ 胸囲:33.0㎝ 頭囲:36.0㎝
でした!次回2人目お産の実況中継します。

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